続き
空港を出て、迎えてくれたのは旅行会社が手配してくれた送迎バス。「今日運転させて頂きます Cと申します」。名前を聞いてびっくり、今自分が働いている会社と同じ名!これはなんだか良い旅になりそうな胸騒ぎ。
思いつき・無計画で来た私達は、お勧めの場所を聞いた。すると「ちょうどキャンセル出て 二人申し込めるけど、行きます?」 そう勧められたのがロサンゼルスのベタな観光名所を回る旅。数時間で全て回ってくれるので、見極めて次の日以降の参考に出来る。行くしかない!
ホテルに着くと荷物を部屋に置く間もなく 即出発。
日本人向けなのね…というか日本人しか居ない!出来る事なら 海外に来た時ぐらいは日本語から離れたかったけど、マシンガントークの日本人ガイドさんのお陰で 色んな豆知識も得れたので、まいっか。
まずはダウンタウンを出発し、フリーウェイでサンタモニカへ。
外は少し曇っていたのに、着いた途端 晴れだした。これは本当にツイてる。
続いて ビバリーヒルズを通過。ロールスロイスなど何千万円するような車が走り回っている。アメリカを感じた。
そんなことより、脱帽したのが街作りの美意識。一軒一軒の前にゴミを出せるアメリカ。でもビバリーヒルズでは景観を乱さないように 通常使用する道とは別に、裏にゴミ収集車用の道がブロックごとに作られている。しかも収集時以外は蔦の張ったフェンスでその道を隠し、庭に同化させている。
他にも 全ての木の種類を通りごとに統一していたり、消火栓も道の色に馴染む様にシルバーに塗られていたり…。全てが徹底された美意識の中で作られた街・ビバリーヒルズ。感動しました。
その後 店が建ち並ぶファーマーズマーケットへ。トローリーが走っていたり、噴水があったり、素敵な雰囲気。
そこも束の間、次はメルローズへ。昔はビンテージや雑貨の可愛いお店で賑わっていたようだが、今では廃れた雰囲気で 近寄りがたい店ばかり。残念。
そこではご飯だけパパッと食べて ハリウッドへ移動。
ハリウッドは、良く見るあの山の上のハリウッドの文字やスターの手形などを拝見。洋画に詳しく無い私達は 説明を聞いてもチンプンカンプン。あ…好きな人にはたまらないんだろうな…とか言いながら、花や空の写真を撮っていた最低な私でした。
続く