「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」
ウィリアム・モリスのその言葉で始まる
「生活と芸術 アーツ&クラフツ展」。
デザインし、それをその道の職人が形にする。
その過程では、コミュニケーションが必ずあり、
人と人を繋げてゆく ものづくり。
そこから生まれたアートと手仕事の融合品は、
時代を感じさせない永久に美しいものとして残っている。
材料や技術は今ほど発展していない時代のはずなのに、
機能もデザインも丈夫さも 完全な完成品。
理想のものづくりの形。
その形を大切にし、好きなデザインにだけ囲まれて生活したい
という思いがより強くなった。
東京都美術館にて。
4月5日まで会期中。